■50号湯島名店・逸品巡り

 

 
 
 
 
 
▲お店の前で三代目の渡井研太郎さんと奥様の英津子さん。

分厚い肉の芯まで熱が通り、口の中でとろけるような柔らかさ。
  
    
  
100度の低温でじっくり揚げて、ジューシーな味わい

昭和21年、戦前に創業の肉店からとんかつ屋として開店。写真でわかるように、一風変わった分厚い小判型のロースカツ。これはロースの塊から余分な脂身を削り、必要な脂分を全体に等分になるように巻き付けたため。そして衣はごく薄く、黄金色。揚げる温度は100度と低温。15分かけてじっくり揚げる。これだけ手間ひまをかけたトンカツは柔らかく、旨みが衣の中に包み込まれてジューシーな味わいだ。
初代のあとを継いだのが2代目の渡井豊さん。商売の一方で、洋蘭の栽培を20年前から始め、屋号の「ぽん多」に「蘭亭」を加えたという粋人。趣味が高じて、店内に飾ってある洋蘭も販売している。現在は3代目も店に出ているが、この4月から始めたランチタイムの特別メニューは若い3代目の発案。1500円という値段も同世代の若い人に食べていただきたいからと。肉の風味は通常のものと変わらないから嬉しい

 

 

文京区湯島3-37-1
電話:(3831)6203
営業時間/AM11:30〜PM2:00 PM4:30〜PM8:30
       (日・祝日は〜PM8:00)
休み/月曜日
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(50号掲載)